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園だよりについて

保育園のおたよりとは、保育園と家庭を結ぶ連絡方法の一つです。
子どもの健やかな成長のためには、保育園と家庭との連携がとても必要になります。そのために保育園から家庭に向けていくつかのおたよりを発行しています。保育園おたよりには、「園だより」、「クラスだより」、「保健だより」、「給食だより」などがあります。このページでは、それらさまざまな保育園おたよりについてご説明させていただきます。

【園だより】
園だよりの目的は、保育園の保育方針や保育目標、考え方を具体的にわかりやすい文章で保護者に伝えることです。また、園での日常保育の説明をしたり、行事のねらいや取り組み方なども知らせ、保育園と家庭が子育ての喜びを共有できるようにすることも目的にしています。保育園側からの一方的なお知らせやお願いになりがちですが、保護者の声を取り入れてみたり、何かしらの工夫をすることが必要です。
園だよりは、手書きやパソコンなどで作成します。誤字や脱字には気をつけ、何度も見直しをすることを心がけることが大切になります。保護者の協力を得たい事柄に関しては、具体的な事例を用いてわかりやすく説明した方が、協力が得られやすいと言えます。一般的には、発行は月に1回程度です。急なできごとやお知らせがあるときには、号外なども発行されることがあります。

【クラスだより】
クラスだよりとは、単なるお知らせだけではなく具体的にそのクラスでの遊びの様子や、今月歌っている歌やその時に子どもたちの中で流行っている遊びなど、保育園での具体的な子どもの様子を伝えることが目的です。また、保護者が子どもたちの成長の意味を理解できるような内容が好ましいといえます。保護者に向けたものなので、言葉遣いやニュアンスには十分気をつける必要があります。ちょっとした受け取り方の違いや、勘違いによって保護者のあいだで良くも悪くも噂になることもあります。書き方によっては、連携を深めるどころか逆効果になってしまう可能性もありますし、苦情につながる可能性もあります。記録として残るものだけに、慎重に作成する必要があります。

【保健だより】
 保健だよりとは、養護教諭の教育実践の1つで、昔から多くの養護教諭が保健指導などの手段の1つとして発行してきたものです。とくに法的な定めはなく、目的も様々です。
保健だよりの目的は、管理的側面と教育的側面に分けられます。管理的側面で言うと、保育園での保健行事を知らせる、子どもたち及び地域の健康実態を知らせる、子どもと保護者の連携をはかることが目的です。また教育的側面で言うと、子どもの健康の情報の伝達、保健教育の実施状況や内容を知らせて家庭との共通理解をはかる、健康に関心を持たせることを目的としています。つまり、健康情報の発信とコミュニケーションの手段であり、保育園、子ども、家庭をつなぐ役割を果たしているといえます。

【給食だより】
 給食だよりとは、給食室と家庭との連携を強めるための手段の一つです。献立表とは別として発行されます。基本的な内容としては、食べることの重要性についてです。
また季節に合わせた旬な野菜の紹介や、食物の栄養性なども取り上げ、夏バテ・食中毒・寒さ対策のメニューやそのレシピについてもお知らせし、家庭での食生活の改善化・有効化も促す役目があります。それから、はしの使い方や食べる時の姿勢などといった食事のマナーについても文書を通して保護者にも伝える、という役目があります。保護者側からすると、日常の食生活や健康管理の参考にもなりますし、子どもの健康のためにはとても役立つものだといえます。

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